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「ホワイトハッカー」という、Webリスク対策における切り札

公開日:2018.04.01 最終更新日:2022.06.10

※この記事は雑誌『美楽』2018年4月号の掲載内容を一部修正の上、転載しております。

皆様は「ホワイトハッカー」という呼び名をご存知でしょうか。この呼び名は、コンピュータに関する高度な技術を持つ「ハッカー」のうち、その技術を善良な目的に活かす人々のことを指します。
最近では、仮想通貨「NEM(ネム)」の行方を「ホワイトハッカー」が追跡したという記事が日経新聞に掲載されました。内容は、仮想通貨交換事業A社から流出した約580億円分の「NEM(ネム)」に対し、善良な技術者が独自に活動し、追跡プログラムを作成したり、追跡状況を解説したりしたというものでした。
一連の報道の最後には、流出した「NEM(ネム)」のほぼ全量が資金洗浄されたとありましたが、約2ヶ月の間続いた「ホワイトハッカー」たち追跡は犯人の行動を大きく限定していたそうです。

「ダークウェブ」は非常に高い匿名性を持つインターネットで、違法な取引が日常的に行われています。例えば、銃器や薬物、犯罪行為の請負など、多岐にわたる商品が売買されています。そして、その中には「ハッカー」が違法に入手した個人情報や企業の機密情報も含まれます。

当然ながら、企業にとって情報漏えいのリスク対策は非常に重要です。しかし、それが「ダークウェブ」上で行われているとしたら、どの様な対策が有効なのでしょうか。
弊社は経営者からの相談にお応えするため、各国のサイバーセキュリティー専門家や「ホワイトハッカー」と常にコミュニケーションを取り、「ダークウェブ」に関する情報を収集しています。その甲斐もあり、最近では「ダークウェブ」におけるWebリスク対策をご支援できるようになりました。「ハッカー」と呼ばれるほどの高度な知識がなければ、「ダークウェブ」上で十分な情報を集めることすらままなりません。
ダークウェブを介しての情報漏えいや違法売買に危機感を覚えている方は、この機会に専門家にご相談されることをおすすめします。

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